伊勢神宮 神様が喜んでくれるご参拝3 二つの遥宮(とおのみや)ー 瀧原宮(たきはらのみや)へ

もうひとつの「遥宮」、「瀧原宮」へと向かいます。

ここには「瀧原宮」(たきはらのみや)と、「瀧原竝宮」(たきはらのならびのみや)が並んでいます。

ご祭神はどちらも天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおかみのみたまーあまてらすおおみかみの正式名称)です。

同じ天照大御神の御魂を二宮並べてお祭りするのは、内宮と同じ形とされています。

つまり、天照大御神の御魂と荒魂を並べて奉祀する、古い形です。

向かって右が「瀧原宮」、左が「瀧原竝宮」です。

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「瀧原竝宮」が荒魂にあたるようです。

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しかしあまりに起源が古いため、実際のところ、「瀧原竝宮」の始まりについては不明な点が多いそうです。

瀧原宮は、地球や大地のエネルギーが強いように感じます。森の奥にあるせいかもしれません。

伊雑宮がすこんと天に通じている感じがするのに対し、瀧原宮は森羅の奥に深く入ってい感覚があります。

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手水舎はなく、参道と平行して流れている頓登川(とんどがわ)におりて、手を清めます。

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八咫鏡(天照大御神のご神体)を持って天照大御神を祀る場所を探していた倭姫命は、当初この瀧原宮の場所を鎮座の場にしようと考えていました。

天照大御神の御魂を据えるには近くに川があることが絶対条件で、ここには宮川があり、そして清浄な美しい場所です。

しかしここは、現在でも車がないと行きづらい場所です。

それは倭姫命の時代にも影響したようで、最終的に、五十鈴川があり、より内陸にある現在の内宮の地を、天照大御神をお祭りする場所にしたという伝承があります。

つまり「瀧原宮」は、いわゆる元伊勢ということになります。

しかし元伊勢多しと言えども、伊勢神宮の「別宮」になったのは、「瀧原宮」だけ。

その意味でも本当に別格です。

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<続く>

この記事を書いた人

mirai

こんにちは
潜在意識にひそむ前世や今世の記憶を確認し、未来の自分に活かすことで、根本的に今の生き方を変えるヒプノセラピー(催眠療法)を行う、我妻みらいです。
外資系石油会社、外資系医療機器メーカーを経て、現職へ。
輪廻転生は大学の卒論から取り組んでおり、筋金入りの日本の神様おたくでもあります。