自己肯定感を上げる具体的な方法1つ目。
自分をほめる「ほめほめワーク」です。
これは、一日の終わりに、今日の自分を3つほめる、というもの。
ほめ方にはルールがあって、
1.【寝る前に、今日の自分をほめることを、3つ書く】
2.【一度ほめたことは、二度とほめない】
3.【1か月は続けてみる】
です。
どんな小さなことでもいいので、実際にやったことを書きます。考えただけで実行はしなかった、ということは書きません。
電車で席を譲ったとか、仕事で上司からほめられた、疲れていたけどご飯を作った、歯磨きついでに鏡を拭いた、いやなことがあったけど腐らなかった、などなど
何もみつからなかったら、「今日一日元気だった、えらい!」「今にっこり笑った、えらい!」でもいい。とにかく無理やり何か見つけて(何か作って)、ほめる!
これね、自分をほめる作業を繰り返していくと、たとえ今日いやなことがあっても、でもいいこともあったよね、とか、私がんばったじゃない、と思えるようになってきます。
で、1日3個×30日で、90回、自分をほめることになります。
3か月続けたとすると、270回。
1年続けると、1095回、自分をほめることになります。
1095個、自分の良かった面を書くなんて、すごいと思いませんか。
本当にね、何も見つからない日は、「今ごみ1個捨てた」でいいんですよ。
ごみを捨てるなんて当たり前だと思うかもしれないけど、体調が悪い時や自分を信頼できない時は、ごみも捨てられない=部屋が荒れる、という経験はありませんか。
自分を信頼できないと、心理的にモノをためこむ方向に働くんです。
だから、断捨離が流行る。
ごみを捨てるという行為は、自分を清潔に保つとか、部屋のざわざわした状態に気を取られない、というような前向きな気持ちにつながるので、ごみ1つでもどんどんほめてください。
最初は少し大変かもしれない。
けど、だんだん、結構自分やれてるかも、とか、いい気分になれるようなことをしようかな、という気持ちになって、ますますほめられることをする。
そして、自分の良いところを見つける力がついてきます。だって毎日、そのトレーニングをしているんだもの。
ものごとの良い面を見つける観察力がついてくる。
1か月たったら、そのまま続けてもいいし、次は「他人ほめほめワーク」をやってみるのも良い。
良い点を見つけるという力がついてきているので、他人についても、その人の良い点を探してみる、あるいは悪い面もあるけれど良い面もあるだろう、という考え方がおきてきます。
そうすると、他人や出来事の見方が変わってきますよね。ものごとを俯瞰してみるのに有効なトレーニングです。
ぜひ試してみてね。Let’s try !!