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悲嘆療法
「月夜の森の梟(ふくろう)」小池真理子1 死別した夫への悲嘆「時と共に記憶が薄れてほしいのか。あの時のまま、いつまでも生々しくあってほしいのか」
死別した家族への悲痛な思いを語った本を2冊、読んだ。 その一つは小池真理子氏の『月夜の森の梟(ふくろう)』。 魂が血を流しているような本だ。 小池真理子氏の夫・藤田宜永氏は、2020年1月に肺がんのため逝去された。 共に […] -
悲嘆療法
「父がひとりで死んでいた」如月サラ
こんな衝撃的なタイトルの本を読むには、いささか勇気がいりました。 編集者である如月サラ氏の体験談です。両親は九州で二人暮らし。あるとき著者は、電話で母親の異変ー認知症が進んでいることに気がつきます。診察させようとした矢先 […]